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熱と光で不思議アートをしよう!サーモグラフィーを使った芸術作品の創作1
Keywords【サーモビュアー】【温度差】 【芸術】 |
サーモグラフィーは物体の表面温度を測定し、温度の違いを色の違いで表現するカメラです。物体表面に温度差をつければ色の違いとなって画像が浮かびます。そこで、温度差がこのカメラで視覚的に表現でき、記録される様子を動画にしました。
Fish in a Hot Springでは、魚型のスポンジに水を吸い込ませ、それを紙の上に置いて紙の表面を濡らして温度差をつけました。同様に濡れた筆を使って自由に線を描きました。その様子を三脚に取り付けたサーモグラフィーで上部から撮影し、モニターに画像を映しています。予想通り紙面上の温度差が色の違いとなって映りました。
最後に温度範囲に対応する色の範囲をサーモグラフィーで調整し、画像を静止画として撮影しました。作品例を図として示します。同じ像でもサーモグラフィーの測定温度範囲を変えると色調が変わります。
画像をプリンター出力すれば芸術?っぽいものができます。実際に「キッズ・エネルギー・シンポジウム2009おもしろ科学実験」(@長崎、主催:日本伝熱学会)では多くの小学生とその保護者の皆さまにサーモグラフィーを使って楽しんでもらいました。
【注意】
実験の際には安全に注意を払う必要があります。もし、みなさんが実験される場合には、まわりの先生や専門家の指導をうけて、けが(特に、やけど)などに気をつけてください。
連名者:森 英夫(九州大学)
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投稿者情報
九州大学大学院 工学研究院 機械工学部門 濱本芳徳
メール:y-hama(a)mech.kyushu-u.ac.jp ※(a)を@に変えてください。
ホームページ:http://therme.mech.kyushu-u.ac.jp/index-j.html
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